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●2025年6月のコラム

コラム

   担当:中司祉岐

 

今月の格言

プロセス重視なくして、真のプロは生まれない  

by 野村克也

 

名将・野村克也氏は、選手育成において「結果」以上に「プロセス」に重きを置いてきた指導者です。

この言葉は、すぐに結果を求めがちな私たちに、

「真の実力をつけるには過程を磨くしかない」という本質を突きつけます。

これは、中小企業経営にも通じます。

売上・利益・契約数といった「結果」はもちろん大切ですが、それらを生み出す

日々の思考、行動、仕組み(=プロセス)に目を向けなければ、持続可能な成長は望めません。

部下の育成でも、評価制度でも、営業活動でも、プロセスを見える化し、磨き込むことこそが、

結果を安定して出せる強い会社をつくる道なのです。

 

今月格言を活用してみてください!

1.プロセスを言語化し、標準化する!

1.成功した案件や業務は、「なぜ、うまくいったのか」を振り返り、社内に共有します。

そうすることで、属人化を防ぎ、再現性を高めることができます。

2.成果だけでなく、努力も評価する!

部下がどんな工夫や準備をしたのか?

行動プロセスにも目を向け、評価の軸を増やしましょう。

3.結果が出ない時こそ、プロセスを見直す習慣を持つ!

部下の売上が落ちた時は、ただ叱るのではなく、「何をどうやっていたのか?」

というプロセスに目を向け、改善のチャンスに変えましょう。

 

格言から学ぶ今日の一歩 日報活用術

あなたの毎日の行動の全ては、今目指しているゴールに向かうためのプロセスです。

どのようなプロセスを行うかによって、ゴールの達成度が変わります。

そのため、今日あなたのすべての行動を日報に残すことで、

明日はさらなる改善へと繋がるでしょう。

 

今月のなかづか一語

プロの条件は、「再現できる力」。

その力は、結果の裏側にある日々プロセスからしか生まれません

あなたの会社に、プロセスを育てる文化を根づかせるのです。

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