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●2025年7月のコラム

コラム

   担当:中司祉岐

 

今月の格言

聖なる好奇心を持ちたまえ 

by アルベルト・アインシュタイン

 

科学の巨人・アインシュタインが残したこの言葉は、

「知的探究心」を超えた、人としてのあり方を語っています。

「聖なる好奇心」とは、ただの興味本位ではなく、

「本質を知りたい!」「もっとよくしたい!」という純粋で前向きな姿勢のこと。

この好奇心がなければ、新しいアイデアも、技術革新も、顧客との新しい関係づくりも生まれません。

中小企業の経営においても、安定の中に安住するのではなく、

「もっと良くなるはず」「これはなぜこうなっているのか?」

と問い続ける力が、変化の時代を生き抜くエンジンになるのです。

 

経営の現場で“聖なる好奇心”を活かすために、
以下のような問いを経営の現場で意識してみてください。

1.なぜこの商品は売れている(売れていない)のか?

現場での仮説と検証が、次のヒット商品を生むヒントになります。

常に、「なぜなぜ」アンテナを張っておくことが大切です。

2.お客様の声にならないニーズはどこにあるのか?

顕在化していない課題を探る視点が、新たな事業の芽を見つけます。

また、新しい世代や若手の視点は、時代の流れを映す鏡でもあります。

そのため、彼らなりの意見に好奇心を持って耳を傾けることも大切です。

3.自社の「当たり前」は、他社にとっての価値なのかもしれない?

これまで気づかなかった強みに気づき、武器に変えるチャンスです。

常に新しい視点を持って取り組むことが大切です。

 

格言から学ぶ今日の一歩 日報活用術

毎日のルーティンの中に埋もれず、

「なぜ?」「もっと良くするには?」と問い続ける習慣こそが、

時代に選ばれる会社をつくる第一歩です。

日々見つけた気づきは、日報に書き留めることで常に意識した行動へ繋がるでしょう。

 

今月のなかづか一語

変化を恐れるより、興味を持て!

好奇心を失った瞬間から、企業も人も止まります。

「問い続ける経営」こそが、次の成長の扉を開きます。

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