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●2026年6月のコラム

コラム


担当:中司祉岐

 

今月の格言

「自転車と新幹線の速度差は、わずか20倍」

By 孫 正義

ソフトバンク創業者、孫氏が語ったこの言葉には、

「大きな差に見えるものでも、分解して考えれば埋められる」という発想を私たちに教えてくれます。

新幹線は時速300km前後、自転車は時速15km前後。

確かに速さには差があります。

しかし、その差は約20倍です。

数字だけを見ると大きな差ですが、「20倍」という現実的な数字に置き換えた瞬間、見え方が変わります。

これは経営でも同じです。

「あの会社には到底勝てない」

「あの経営者は別格だ」

「自社には無理だ」

そう思っている相手も、実際に数字や行動を分解してみると、意外と手の届く範囲にいることがあります。

重要なのは、差に圧倒されることではなく、その差を構造的に理解すること。

そして、その差を埋めるための行動を考えることです。

 

格言から学ぶ今日の一歩 日報活用術

とてつもない差を感じていた対象でも、冷静に分析してみると、

「なんだ、この程度の差だったのか」と思うことがあります。

問題は、その後です。

差が見えたときに、

「やっぱり無理だ」と考えるのか、

「では、どうしたらいいか?」と考えるのか、

その違いが、未来を大きく分けます。

経営者には、感情に流されないクールな頭が必要です。

現状を正しく測り、目標との差を把握し、その差を埋める方法を考える。

その積み重ねが、会社を成長させていきます。

さあ、あなたの目標と現実の差を、改めて数字で確認してみましょう。

思っていたほど遠くないかもしれません。

ライバル企業や憧れの経営者、自社が目指す理想像。

それらと自社との間には、どれくらいの差があるでしょうか。

例えば20倍の差があるとしても、「20倍 ≒ 2 × 2 × 2 × 1.6 × 1.6」と考えることができます。

つまり、「3つのポイントで成果を2倍にする」、「 2つのポイントで成果を6割増しにする 」

それだけで20倍に近づくのです。

大きな目標を前にすると、人は圧倒されがちです。

しかし、目標を分解し、小さな改善の積み上げに変えた瞬間、行動できるようになります。

ぜひ、自分の仕事やビジネスを細かく分解してみてください。

 

今月のなかづか一語

差を測る、分解する、改善する

この繰り返しこそが、成長の王道です。

成功している企業と自社との差は、漠然と見ている限り永遠に縮まりません。

遠い目標も、分解すれば「今日やるべき行動」に変わるでしょう。

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