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●2023年7月のコラム

コラム

   担当:中司祉岐

#1 営業に行く前にまずやることは、
「サービス・商品の良さ」を整理すること!

営業コンサルティングをしていて、

『営業に行くのが怖いのです』という相談を受けますが、

私も営業に行くのが怖いです。

 

しかし、その怖さ以上に、このサービス・商品を知ってもらいたい。

営業をする相手は、このサービス・商品を利用することで幸せになる。

と信じでいるからです。

 

これがあるから営業の怖さを乗り越えられます。

 

『営業に行くのが怖いのです』と言われる方のほとんどは、

営業が上手くいかないイメージが先行してしまっている・・・。

 

その理由としては、
サービス・商品の良さを伝えるトークを持っていないので、

営業相手を説得できないし、このサービス・商品を広めたほうがいいんだ。

と思えるように、自分すら説得できていないのです。

 

なので、私は営業をする際には、まず、サービス・商品の良さを整理します。

この整理する作業で、営業へのエネルギーは湧いてくると思います。

 

そして、この良さを何個も見つけることで、

営業相手に、サービス・商品の良さを理解して頂けないときに、

あの手、この手の営業トークに変ります。

このトークを何個持っているかで、営業の成功率は変わります。

 

また、営業をする相手によっては、共感しもらえるポイントが全然違います。

そこで、営業相手に当てはまるトークを見つけるのに、

様々な角度(切り口)からの話をするのです。

そして、営業相手がサービス・商品に交換を頂いて頂ければ、商談はスムーズに進むでしょう。

 

『営業に行くのが怖い』と思われた方は、

もう一度、サービス・商品の良さを整理して、

このサービス・商品を利用した方はどうなるのか、

このサービス・商品が広まれば世界はどう変わるのか、

を考えてみてください。

 

そうやってまずは自分自身を説得するのです。

 

 

 

#2 やりたいことがあるけど、
なかなか前に進めない人に必要なことは?

最近面談したクライアントが語っていたのが、日報の有用性です。

このクライアントの言葉で、印象的だったのが、

『日報は生き残るために書いている』

 

終身雇用の世の中では、頑張らないのがお得。

市場が成長していた頃は、頑張らなくても売上が伸びていた。

 

しかし、景気が悪くなって、頑張らないと生き残れない時代になって、

そんな時に、この日報ファイルは役に立つ。

 

と言われていました。

 

このクライアントは、日報ファイルで何をしているのかというと、

(日報ファイルとは、年間スケジュール・月間スケジュール・日報を一つに綴じたもの)

 

1 目標を設定する

2 達成方法を決める(カリキュラム作成)

3 実行する

 

この3つだそうです。

 

日報ファイルを持つことで、

これまで、目標を公言する習慣も、目標を持つ習慣すらなかったのが、

目標の必要性に気づかされ、日々、目標を意識できるようになったそうです。

 

それから、日々、目標を意識することで、

2番目の達成する方法を日々、考えるようになり、

達成するための順序を月間スケジュールに書き入れるようになり、

徐々に目標に近づけるようになったそうです。

 

この日報ファイルを持つまでは、

『あれがしたい、これがしたい』と、やりたいことが頭をよぎるのですが、

形にすることができず、不安感や迷いばかり残っていく日だったそうです。

 

しかし、日報を始めてからは、

やりたいことを思いついた瞬間にそれを日報に書きだして、

その日のうちに手順を考えて、

出来そうなことであればすぐに月間スケジュールに入れて、

今の状況では出来なさそうなものであれば、

年間スケジュールのいつかやりたい事リストの中に入れる。

 

これをすることで、決断、実践できる人へ徐々に変わっていかれました。

 

 

このクライアントは、以前は会社員の方で、

自分で目標を設定して達成するための方法を決める習慣がなかったのですが、

日報ファイルでこれができつつあり、仕事を楽しまれています。

 

『あれがしたい、これがしたい』と、やりたいことが頭をよぎるけど、

なかなか前に進めない方には、日報ファイルは絶対にオススメです。

不安感や迷いばかり残る日々から抜け出すために必要なツールとなってくれることでしょう。

 

#3 ビジネスの成功を加速させるために必要な姿勢とは?

 

先日、クライアントの依頼で、

「幹部スタッフがipadでメモをしたり、日報を書けるようにさせて欲しい」と依頼があったので、

朝の8時からクライアントの社内研修に参加し、

90分かけて、アイパッドの使い方を説明しました。

幹部スタッフの方々にお会いするのは初めてでしたが、

皆さま元気よく、真剣な面持ちで参加して頂いたので、

私の説明にも熱が入りました。

 

そして、研修が終わると参加して頂いた幹部スタッフの方々から、

facebookでご挨拶メッセージと友達申請を頂き、

ここでもやる気の高さを実感させて頂きました。

 

そうなってくると、私もすぐにfacebookのグループページを作って、

今日の研修時に使った資料をアップしたり、

仕事で役立つアイパッドのおススメアプリを紹介。

一気にいろいろと与えすぎてもオーバーフローになってしまうので、

復習用に動画を共有したかったですが、翌日まで我慢。

 

スタッフの皆さんのこれからの伸びが楽しみです。

 

私が創業したばかりの頃、

建設系の事業で成功された、同級生のお父さんに経営の質問をたくさんしていたら、

お父さんが私に、

「求道者には必ず、道が見えてくる。もっと経営の道を求めなさい」と教えてくれました。

 

成果を出す方法を必死に探していると、

今まで注意をしていなかったところに注意がいき、

たまたま見つかることもありますし、

誰かに習っているのであれば、もっと求めることで、

経営のヒントをどんどん教えてもらえます。

 

あくまでもヒントなので、

このヒントをどう並べて、

どんな経営をして行くのかは、

経営者の判断になるのですが、

知らなくてはできないことも多々ありますし、

習わずに自分でトライアル&エラーを繰り返していたら、

コツが見つかるまでに何年もかかってしまうこともあります。

 

なので私は、ビジネスをもっと早く成功させるのに必要なのは、

習う姿勢だと思います。

だから私は、

分からないこと、

知らないこと、

イメージできないことは必ず質問し、

人から習うようにしています。

 

私が習う時に守っているルールがあります。

 

 

経営は、常に学びです。

成果を出されている方に、もっともっと秘訣を習いたいです。私の知らないことがまだまだあるはずです。

 

#4 義務感の仕事から脱却するための方法は?

 

なぜ、そんなに働くのですか?

とよく聞かれます。

 

正直なところ、自分ではそんなに働いている感覚はありませんが、

周りからみると常に何かをやっているという風に見えるらしいのです。

自分としては、やりたいことがたくさんあるからやっている、

こんな感覚で、仕事をしている感覚ではなく、趣味をしている感覚のようにも感じています。

 

どうしても、仕事と思うと、

生活のためにしたり、何か仕事をしていないと恰好悪いからしたり、

家族のためにしたりと、仕事をするのが目的ではなく仕事は手段になってしまうと思います。

この手段=仕事が楽しくなかったら本当に辛いですよね。

 

そこで、仕事=手段だから楽しめないといった方にオススメなのが、

仕事をゲームと思って楽しむ方法です。

目標を持って、試行錯誤しながら、目標を達成する方法です。

 

目標を達成するために、

自分なりに創意工夫して、達成できると、お客さんや上司に喜んでもらえます。

更に、収入も増えてもっと仕事が好きになる要素が増えます。

そうやって、どんどん創意工夫を重ねて、実績を出せば仕事が好きになると思います。

 

そんな時に、喜んでくれるお客さんの事をもっと考えてみます。

喜んでくれているお客さんは、

私たちの商品、サービスに出会わなければどうだっただろうか…。

私たちの商品、サービスに出会っていないお客さんは幸せだろうか…。

私たちの商品、サービスがもっと広まれば世の中はどう変わるのか…。

これをいろいろな角度から、深く深く考えます。

 

そうする事で、自分の仕事が他者を幸せにできる行為と気づけると思います。

仕事を頑張ることが世の中にとって役に立つことなんだと思えます。

 

商品、サービスが他社より劣っているものでしたら、

なかなかこうは思えないので、その時は、まず、商品・サービスの品質を上げてください。

いい商品・サービスであれば救われる人、喜んでくれる人が必ずいます。

 

人に喜んでもらうために、人を救うために、この仕事をしている。

と思えれば、今やっている仕事が手段ではなく、目的になるのです。

 

 

明日から、「一人でも多くの人を幸せにするために、この仕事を頑張る」

こう思えれば、もっともっと仕事へのエネルギーが湧いてきますね。

ですが、これを思い過ぎると、

ついつい仕事をし過ぎて体調を崩してしまうので、

この思いもコントロールが必要ですね。

 

まずは、今の仕事で創意工夫をたくさんして、

成果を出して、仕事を楽しむ。

その後は、扱っている商品・サービスを俯瞰して、

普及する事が、世のため人のためになることに気づく。

この延長線上に、仕事が趣味になる日が必ず来ます。

 

一人でも多くのビジネスパーソンが今の仕事を趣味と思える日が来ることを期待しています。

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