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●2021年6月のコラム

コラム

   担当:中司祉岐

 

#1 コンサルタントはなくなる仕事?

 

コンサルティングにおいて一番大切なのは的確な情報を届ける事!

だけでは、なくなりました。

今の時代、的確な情報を得ようと思えば、

グーグルで検索したり、

本屋さんや図書館に行けばたくさんの優れたノウハウにアクセスできるようになりました。

そのため、コンサルタントなんて無くなる職業ではないか?

と思われがちなのです。

しかし実は、コンサルタントの存在価値はもう一つあります。

人は新しい事をなかなか始めることができません。

さらに始めたとしても継続し続けることは難しいこと。

分かっていてもできなかったり、忙しくて手が付けられなかったり。

そんな時に、もし定期的に会っているコンサルタントに

「私、それをやりましたよ!」なんて言われたらどうですか?

悔しくなり実践する可能性高くなりませんか?

もしくは、

「あっ、コンサルタントの人もできたんだから私にもできるんじゃないか?」

と勇気が湧いて行動する。

そうなんです。

コンサルタントの存在価値のもう一つは、実践を後押しする事です。

私のようにライバル的ポジションを取って実践してもらう方法もあれば、

スポーツ選手のコーチみたいに隣で励ますスタンスの方もいます。

他にも、毎月、宣言してももらい、

実践しないと恥ずかしい状態を作る方法もあります。

アイディアやノウハウだけあっても実践しなくては、

成果が出ることはありません。

多くの人は、ライバルがいたら実践できる方、

励ましてくれる人がいたら実践できる方、

宣言する相手がいたら実践できる方、

一人でも実践できる方に分かれると思います。

なかなか一人では行動できない方は友人や上司にコンサルタント役をお願いするのも手です。

また成果を出したい方はしっかりと投資して、成果を出してください。

私も、なかなか一人では新しい事ができなかったり踏み込めなかったりするので、

コンサルタント、しっかりと依頼しています。

 

 

#2 したくない仕事を断るために。

 

コンサルティングの現場では、

チャンスやトラブル、ハプニングに遭遇した話をたくさん聞くことができます。

そのためエキサイティングな毎日ですが、

守秘義務があるので、ここにはほとんど書けません。

ですが、その現場で気がついたビジネスのエッセンスを抽出して

少しでもみなさまにお伝えできればと思います。

今からお伝えする内容は、

先日面談させて頂いた、士業のクライアントさんとの話。

仮にSさんとしておきます。

Sさんは、士業の先生でありながら腰が低く気さくな方。

たまたま、私が、他県のSさんと同じ士業の方とのやり取りの話をすると、

「それは、本当にいけません。相手のことを全く考えていませんよね」

普段は温厚なSさんが、怒りを露わにされたのです。

「そうなるから、私はその仕事はしません。確かに、その仕事は量があるので、売り上げは立ちます。ですが、機械的な仕事になってしまいます」

そうなのです。

腰が低く気さくなSさんは、

凄く熱い方で、自分の信念と沿わない仕事はしない方なのです。

そのため、自分がワクワクする仕事、世のためと思える仕事をするために、

営業力・企画力を鍛えられているのです。

Sさんは士業には珍しく、自社の販促物をしっかり作り、営業に行かれます。

またイベントを主催して、たくさんの人を集め、自分が○○に強い士業だと、

認知を高めて仕事を受注されたり、WEB戦略をしっかり立てて、

士業では珍しく、WEBからたくさんの仕事を受注されたりしています。

そうです。

全ては、自分がやりたい仕事を受注するためにです。

自分の好きな仕事ばかりやれば日々の仕事は必ず楽しくなります。

ですが、自分が好きな仕事ばかりやろうと思えば、

営業力・企画力が必要になります。

今回の話とは、少し違いますが、営業力・企画力がないので、

下請的な仕事ばかりしていて、利益率が低い会社もあります。

自分が楽しくなる仕事をするため、

利益率が高い仕事をするために、

営業力・企画力が大切ですね。

 

 

#3 スゴイ人になりたくて…。

 

学歴コンプレックス・能力コンプレックス・才能コンプレックスを持っている私が、

一流の人と時間を共有できる時に、

私が意識していることがあります。

それはまず私も私の分野で一流の人間になれるのではないか、

と自分自身を信じることです。

そうなんです。

スゴイ人にお会いすれば、

そのスゴさに圧倒されて、卑屈になってしまいそうになります。

しかし、失礼な表現かもしれませんが、スゴイ人も人間。

必ず近づけるはずと、思い込んで、自己暗示をかけています。

そうやって、諦めそうになる気持ちを抑えて、必死に食らいついていきます。

そして、ちょっとでも、スゴイ人のエッセンスを知り、

自分がちょっとでも、スゴイ人になるためにしていることが、

スゴイ人はなぜスゴイ人になれたのかを探るのです。

 

・どんな考え方をしていたのか

・どんな行動をしていたのか

・どんな努力をしていたのか

・どう成長してきたのか

 

これを知って、自分に取り入れられるだけ取り入れようとしています。

スゴイ人の過去の話を聞いていると、ほとんどの方が努力家です。

天才で何もせず今の能力が得られた、という方は、ほとんどいらっしゃらないのです。

話を聞いてみると、

ほとんどのスゴイ人は、コンプレックスを抱えていて、

そのコンプレックスを解消するために、努力してスゴイ人になられたのです。

人知れず努力をされているのです。

自分のコンプレックスと向き合って、解消されているのです。

そう考えると、コンプレックスは努力の原動力になります。

自分のコンプレックスをしっかり見つめて、解消したい。

と本気で思い、解消されたスゴイ人と交われば、解消の道が見えてきます。

やることが分かればひたすらと突き進むのです。

自分を信じて、突き進みます。

途中、たくさんの誘惑や気の迷いが出てきますが、

そんな時は、またスゴイ人に会って、突き進むエネルギーのチャージです。

私も自分のコンプレックスを解消したり、自分自身を許したりできるように、突き進みます。

 

#4 スタッフは、熱くして打て。

 

『鉄は熱い内に打て』冷めた状態だと固く、

叩いても形が変わらない鉄ですが、

熱くすると柔らかく、変化しやすいので、このことから、

営業などで、相手が興味を持った時に、一気に畳かけましょう。

という意味でよく使われます。

先日、クライアントさんと話していて、

「スタッフってなかなか変わってくれないよね」

「本人が変わろうと思っていないと、なかなかアドバイスを聞き入れてもらえないよね」

と苦言をはかれていました。

先ほどの鉄に例えると、

冷めている状態で、鉄は堅く、いくら叩いても変化しません。

なので、スタッフにアドバイスを聞きたいと思ってもらうには、

まず、熱くねっする必要があるのです。

そうです。

本人に成長したい。

成果を出したい。

と思ってもらう必要があるのです。

ですが、なかなかこれが難しいのです。

私のスタッフでも、家族のために仕事を頑張るスタッフ。

より高い収入を得るために仕事を頑張るスタッフ。

人に認められたくて頑張るスタッフ。

自分のペースで仕事を頑張るスタッフ。

モテたくて仕事を頑張るスタッフ。

楽しむために仕事を頑張るスタッフ。

などなど、人によって求めているものが違うのです。

だから、スタッフを熱くねっしようと思えば、

そのスタッフが、何にねっするのか知らなくては、ねっすることができないのです。

いや~~~~~。大変ですね。

これを知るには、日ごろのコミュニケーションの量も大切ですし、

コミュニケーションの質も大切です。

私、面談時にこれを探っているのですが、本人も分からない。

という時もあるのです。

何かを本気でやったことがない、

頑張り切ったことが、長期間、全力の努力をしたことがない人だと、

自分が何で熱くなるか分からなかったりもするのです。

こんな時は、私も苦戦します。

物欲や、もてたい欲求、承認欲求だと引き出しやすいのですが、

これは本当に苦労します。

ですが、一緒に過ごす時間を増やすことにより、

徐々に相手のことが分かり、影響し合い、

相手の欲求に気づけてきます。

それまでの辛抱です。

最初は、淡白だったスタッフが、久しぶりにじっくり話すと、

意外と熱くなっていた。

ということもざらにあります。

アドバイスをどんどん聞きいてもらうスタッフになってもらうには、

相手の欲求を知り、欲求を膨らます下準備をして、

さらに、冷める前にしっかりアドバイスをする。

これが大切なのです。

私も、スタッフが熱くなった瞬間に指導をするために、

セミナー終了後、すぐに会場近所のファミリーレストランで、

スタッフとセミナーでの気づきの共有をよく行なっています。

 

 

#5 ダイエットは明日から。

 

今月は年に一度の人間ドック。

毎回、ちょっとでもいい診断結果にしたくて、

二ヶ月前から食事を少しセーブして、

診断の二週間前からは間食をしない。

そんな生活をするのですが、

今回は、プレッシャーと欲に負けてしまい、全く節制ができていません。

自宅の体重計に乗ってみると、例年より2.5kgアップ。

若干、デニムパンツがきつくなっています。

この二年で、炭水化物の量は減らしているので、食べる全体量をまずは9割。

2ヶ月後には8割。

これで満足できる私を目指したいと思います。

そのためには、じっくり噛んで味わって、満腹感を感じられるようにします。

夕食を食べる時間帯も早めたいのですが、

18時~21時は、コンサルティング面談の依頼が多いので、これはしょうがない。

そうすると残っているのは運動をするか、間食を減らすか。

まだまだ、しっかり働きたい時期なので、

運動する時間は取れないので、間食を減らす。

これで、今よりマイナス5kgを目指そうと思います。

気分転換が美味しい物のドカ食いなので、

節制はストレスになりますが、

マイナス5kgの私をイメージしてテンションを上げて頑張ろうと思います。

プライベートも仕事も、まずは、目標を作って、

達成手段を全てリストアップして、

その中から2つか3つ選択し実践。

結果を出すためには、選択したことを確実に実践しなくてはいけません。

なので、日報に、

『間食NO!』『腹8分目』と書いて、

守れたら、毎日これに赤丸をしようと決めました。

早速、3週間分の日報に書き入れたので、実践できるはずです。

目標を達成できない人で多いパターンが、

『目標を出すための行動目標を明確にしていない』

例えば、営業であれば〇件契約を取るために、●●件営業をするなど。

目標を達成するための、数値目標を目標から逆算して作成します。

『行動目標を立てても、実践していない』目標だけ作って、行動せず。

意外と多いですね。

行動がなければ成果は出ないので、

行動ができるように、毎日日報にセルフチェック欄を作ったり、

まず、何をするのかを書き出して、その書き出した内容通りに行動します。

『行動目標通りやって、成果が出ない時に修正しない』

行動目標を作って、その通り実践した時に、

〇日後や、●週間後などのチェックする日をあらかじめ決めておいて、

期限までに目標が達成できるか判断。

達成見込みが低い場合は、行動の量を増やすか、

質を上げるか、もしくは違うことをやるか、

施策をリストアップして、結果が出そうなものを選択。

プライベートでも仕事でも、目標を達成するには、行動目標を作り、

作った行動目標に対して愚直に行動し、

チェック日を設け、チェック日には行動が合っているのか冷静に判断し、

修正が必要な場合は、速やかに修正し実践する。

これが大切ですね。

痩せた自分になるために、しっかりと行動目標も決まったので、

2週間後のチェック日が楽しみです。

5kg痩せた自分を想像して、ワクワクしながら痩せようと思います。

 

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