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●2023年11月のコラム

コラム

   担当:中司祉岐

#1 根拠のない自信なんてなかなか出てこない。

何かに挑戦するには、自信が大切と言われますが、

その自信には、二種類あって、

一つは、過去の努力によって得た自信と、

もう一つは、根拠のない自信。

過去、様々な事に挑戦して、徹底的な努力で成果を出していれば、それなりの自信が手に入ります。

しかし、過去に際立った成果が出ていないとこれが持てません。

それなのに、何かに挑戦するには自信が必要になります。

根拠のない自信が必要。
成果が出ると信じられないといけない。

と言われますが、そのような自信が持てればいいですが、なかなか持てません。

成果を出す以外に、どのようにすれば自信が出てくるか。

それは、私の経験から語ると、宣言したことをやり切っている時。

宣言したことを実践しない。

そのようにし自分を裏切ったことを当たり前ですが、

他の人は分かっていなくても自分は分かっています。

つまり、気が付けば自尊心は傷ついて、自分自身に対して、自信が持てなくなっています。

だからこそ、

宣言したことを確実に実践する。

例えば、毎日、日報を書き続ける。

毎日、ブログを書き続ける。

これができると、自信に繋がります。

毎日、英語の勉強をする。

毎日、本を一冊読む。

毎日、〇件営業をする。

などでも良いと思います。

質や量はともかくとして、何かをやり続けると、

自信に繋がります。

それともう一つは、正しいことを常にする。

例えば、居酒屋さんでトイレに行って、トイレを汚した時に、掃除をする。

前を歩いている人が、財布を落としたら、すぐに拾って声をかける。

駐輪場で自転車が倒れていたら整理する。など、

普段、生活をしている中で、これやった方が良いけど、

忙しいし、面倒くさいし、恥ずかしいし、

という思いが頭をよぎって、やらずに後悔すること。

これをなくすのです。

行動しなかった後悔が、これまた、自尊心を傷つけてしまうのです。

何かに挑戦するときに、いざという時に、自分が信じられないと行動できません。

だからこそ、

常日頃から、自分を信じられる行動をとっておくことが必要なのです。

なぜなら、後悔ややましいことがあると自分を信じられなくなってしまうからでしょう。

こう考えると、自信は日々の行動の中で醸成されています。

日々、正しい行動。

日々、後悔のない行動。

宣言して、やり切る。

しっかり意識して毎日を送りたいですね。

私も日々、精進して参ります。

#2 私が面接で一番大切にしていること。

私は採用面接時には、必ず自分自身の言葉で、しっかりと会社のビジョンを伝えて、

共感してもらうことを大切にしています。

なぜなら、 業務内容、研修期間の指導方法、報酬体系も大切ですが、

それよりも大切なことは、

「私のビジョンに共感して頂いて、一緒に頑張れるかどうか」だと考えているからです。

どんなに高い能力がある方を採用しても、職が変わる可能性もあるため、

やってみて上手くいかないこともあります。

その場合は再度、社内研修を行います。

なので採用の段階で、現在の能力ではなく、入社後にどこまで努力をして頂けるかを重視しています。

 

この努力が人によっては、3年かかったりする時もあります。

日報ステーションでは入社後の初期研修を一ヶ月~一ヶ月半みっちりと、行っています。

できるなら、入社されたほとんどの方と、何年も一緒に仕事ができればと思っています。

だから、日報ステーションでは、入社後の研修終了後、

上手くいかなくても、トライアル&エラーを繰り返しながら、成果を出す人を求めているのです。

だから、採用面接では何を話すかというと、

会社のビジョンと仕事のやりがい。

そして、仕事の大変さなのです。

仕事が大変なだけでしたら、誰も努力をし続けられません。

しかし、努力した先に、明るい未来があれば頑張れます。

つまり、成果を出したときに、お客さんや同僚からの称賛があれば頑張れるのでないでしょうか?

そうなんです。私が面接で何をしているのかというと、

この明るいゴールのために、どこまで頑張れるかを面接で確認しているのです。

京セラの名誉会長、稲盛和夫さんは

人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

と言われていますが、私はこの熱意というのが、努力や創意工夫だと考えています。

 

考え方が正しくて、世の中を良くしたいと言われても、

努力や創意工夫ができないと、成果には繋がりません。

能力が高くても、新しい仕事に変わったときに、能力が通用しないこともあります。

そのようなときに、努力や創意工夫ができるか。

志望動機や能力よりも、この仕事で成果を出すために、

しっかりとした努力ができるのかを一番大切にしています。

 

#3 出世する人は違います。

先日、弊社のサービスや私のセミナーをすごく評価して頂き、

採用頂いている大手企業の部長が、社長に就任されました。

本当に面倒見のいい部長で、ふた回り歳が違う私のことも、いつも気にかけて頂き、

私がこの企業にセミナーなどで伺った際は、

必ず、会場にお声がけをしに来られて、食事に誘ってくださいます。

そのような、面倒見のいい部長さんが社長に就任されたのが嬉しくて、

お花を贈らせて頂いたところ、社長就任でお忙しい中、

わざわざお礼のお電話を頂きました。

午前中は商談に出ていたために電話に出られず、折り返しお電話をすると、

いつもの元気で愛嬌がある話し方でお礼を言って頂き、

その後、私のセミナーや私の行っていることを15分も褒めて頂き…。

今回は社長就任のお祝いが伝えたかったのですが、

いつもの調子で私からのお祝いの言葉よりも、社長から私への励ましが多かったです。

本当に頭が下がります。

 

だから、人がついてくるんだ。
部下がしっかり頑張るんだ、と納得させられます。

 

私もこの社長のように、
周りの人を褒めて、持ち上げられる経営者になりたいと素直に思えました。

 

会社をもっともっと大きくするには、

私自身、一皮も二皮も剥けないといけなさそうです。

 

#4 続けることが苦手な人のための「習慣化」のヒントとは?

先日、5年半日報を継続され、年商を1億6千万円から2億9千万円まで伸ばされている、

製造系企業の社長のところに今日は伺いました。

今年はビジネスで、年商3億超を達成したいと熱く語られていました。

そして話はビジネスだけにとどまらず、社長の健康づくりの話題になりました。

 

この社長、以前は、ランニングに筋トレと、

いろいろな運動をされていたのですが、なかなか継続ができず、悩まれていました。

運動を始めては辞め、始めては辞め、そのような紆余曲折が何年もあったのですが、

もしかしたら、○○の前にやったら運動が継続するのではないか。

と思い、○○の前に腹筋運動を50回やってみたそうです。

そうすると、なんと一週間欠かさず継続ができ、その後は、○○の後にも、腹筋運動を30回。

今では○○の前後に、80回も腹筋運動を毎日されているそうで、

日報と同じで、「やらないと気持ち悪いと思えるぐらいになったと語られていました。

社長が語られていた、○○とは、「お風呂に入る」ことです。

入浴前に50回位の腹筋運動。入浴後に30回の腹筋運動をされているのです。

社長の継続のための理論によると、

「習慣にしたい事を、習慣になっているものと紐づけると習慣になり易い」ということなのです。

辛いだけではなかなか継続できないのが人間。

『運動をしたら、風呂に入る前にひと汗流そう』

と楽しい事の前に辛いことを実践。

そうすると継続ができる

 

これを聞いて私は、強く共感しました。

なぜなら私が朝、日報を書く時間はお風呂あがりなのです。

 

毎朝、お風呂の中で一日をイメージして、

お風呂からあがって、すぐに気づきを書き出す。この流れが完全に習慣化されています。

習慣化や継続が苦手な方は、ぜひ、習慣にしたい事を、

習慣になっているものと紐づけて実践してみてください。

 

#5 忙しくなったら、まず一番にやること。

やることが多くなったり、タスクの期限が近づいたりしてくると、

ソワソワとしてしまいますが、そんな時に私がしているのが、

今、やらなくてはいけないことの整理と再確認です。

まず、頭の中にあるやらなくてはいけないことをどんどん書き出してみます。

書き出し終わると、もしかしたら、ヌケやモレがあったら嫌なので、カテゴリーで分けてもう一度考えます。

例えば、私が今日作った「やらなくてはいけないリスト」のカテゴリーは、

✓新刊販促

✓次著のタスク

✓セミナーの開催

✓経理

✓日報ファイル作成ページ

✓ホームページ

✓スタッフ指導

✓その他

これでやることが全部出揃ったら、重要度を考えて、優先順位を付けていきます。

優先順位を付け終わると、これから2週間の予定を確認して、

いつ行うのかを月間スケジュールに書き込んでいきます。

忙しいとタスク処理に集中してしまいがちで、

行わなくてはいけないことの棚卸を後回しにしてしまいそうになりますが、

これは絶対に必要な時間なのです。

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